ルイ・ヴィトンのぺガス45を買取いたしました。
オーソドックスなスーツケースですが収納性能は抜群です。
我々質屋は物を担保にしてご融資することを生業としていますが、その歴史は古く一説によると室町時代にまで起源を遡ります。
それほど歴史が長いわけですが特に質屋と民衆の距離感が近かったのは江戸時代ではないかと私は考えます。
今回は久々に質屋に関する特集をお届けします。
江戸っ子のインフラ
先ほど江戸時代は質屋との距離感が近かったといいましたが、具体的にどういうことか見ていきましょう。
江戸の町で暮らす人々は瞬間瞬間を楽しみにして生活しています。
言い換えると彼らは遠い未来を見越して蓄えたりしないということになります。
「宵越の銭は持たない」という格言ができるほど」です。
そんな江戸の町人たちは日銭を得るために質屋を利用していました。
彼らが質に入れていたものは蚊帳や毛布といった季節によっては使わないものが主でした。
夏は暑いから毛布や上着、冬は使わないから蚊帳を質に入れていました。
貸倉庫に置いておくついでにお金を貰うというような感覚で出し入れしていました。
中には大工道具といった仕事道具も質草になっていたようです。
仕事道具を質に入れてしまい、仕事ができないという話は落語の演目になるほど日常的に預けいました。
室町時代では主に刀や米が質草として利用されていましたが、江戸時代では日用品や工具など実生活で頻繁に使うものが質草になっていたという点はなかなか興味深い話です。
以上のような背景から江戸っ子にとって質屋はインフラの1部になるほど密接な関係があったのです。
冨田質店ではブランド品やジュエリー、腕時計などの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
「このバッグ、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。