ルイ・ヴィトン ネオノエシリーズのクレーム色の買取りを致しました。
紐で収納口を締めることもできるためデザインもさることながら実用性も高い商品となっております。
今回買い取らせて頂いたネオノエですがなぜ巾着のように口を紐で調整できるのかはご存じでしょうか、今日はその理由にふれながらノエの歴史を振り返っていきたいと思います。
始まり――完成されたデザイン――
ノエシリーズは1932年に誕生しました。
誕生当初から巾着タイプの収納口は採用されていました、その理由には「シャンパンを運ぶため」でした。
普通のバッグではボトルを運んでいる最中にぐらついて安定しません、特にシャンパンなのでバッグの中で何度も倒れては炭酸が台無しになってしまいます。
そこでノエでは紐で収納口を締められる機能を持たされました。
これにより、シャンパンボトルを固定し、揺れを極力減らせるのです。
初代のノエの場合、中央に上下逆さまにしたボトルを1本、左右に真っ直ぐのボトルを4本も合計5本も収納が可能でした。
このように初代の時点で既に巾着タイプのバッグとして世に出回っており、完成されたデザインであることがうかがえます。
ちなみにノエという名前は「ノアの箱舟」の伝説からとったものと言われております。
ネオノエとノエの違い――便利さそのまま、見た目より良く――
そんなノエシリーズですが2017年にあらたなモデルが登場しました、それが今回買い取らせて頂いた「ネオノエ」シリーズです。
ネオノエではこれまでのノエのように巾着タイプが持つ利便性の高さはそのままによりカジュアルな印象を抱くデザインとなりました。
まず、異なる点はハトメの数です、これまでのモデルでは14個あったのに対して、ネオノエは4個のみとなっています。
これにより従来のノエよりすっきりした見た目になっています。
また、ストラップも交換しやすい着脱式の金具があります。
使いやすさはそのままにデザインはよりシンプルにと時代に合わせて進化を遂げたのがネオノエと言えるでしょう。
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