グッチ シンク137.1の買取を致しました。
文字盤にはダブルGマークが大きく配置され、存在感を放っています。
グッチといえば財布やバッグを連想しますが、腕時計も非常に高品質なものが揃っています。
今回はグッチの歴史の中でも時計に焦点を当てていきたいと思います。
グッチ時計の始まり
そもそもグッチのブランドとしての始まりは1923年のことでした。
創業当初は馬具や鞄の専門店でした。
その後はイタリア屈指のファッションブランドへと変貌を遂げましたが、長らく時計事業には着手していませんでした。
ブランドの創業から約50年後に時計部門を創設しました。
グッチが時計の生産を開始した1970年代は、腕時計の実用化も進み、一般層にも普及してきた時代です。
その中には時計1本で成り上がってきた専門のメーカーも多数ありました。
そんな激しい競争の中に今から初めて時計を販売すると普通は荒波に消えていることでしょう。
しかしそこはグッチ、真摯に時計に向き合ってきました。
まず、グッチはイタリアのブランドです。
生産は全てイタリアで行っていました。
しかし、時計だけはイタリアではなくスイスで生産しました。
高級腕時計の総本山であるスイスで時計の技術を磨くこと、グッチの時計にも”SWISS MADE”と刻印できると考えたのです。
こうしてデザインは言うまでもなく、内部の機構にもこだわり抜いた結果グッチの時計の販売が開始されました。
その後はGタイムレスや人気のモデルも多く誕生し、ファッションウォッチという独自の地位を築いていきました。
グッチの時計はダサい!?
検索エンジンで「グッチ 腕時計」と検索すると「ダサい」、「恥ずかしい」というネガティブな言葉が出てきます。
グッチの時計はあまり印象を持たれていないようです。
その原因は何でしょうか。
最初に挙げられる理由としてはそのデザインにあります。
グッチの腕時計は非常に特徴的な商品を多く製造・販売しています。
その独創的なデザインは非常に目を引きます。
良く言えば斬新、ですが確かに浮いてしまう印象も受けるものもあります。
また、「グッチは時計のブランドではない」というイメージがあることも要因ではないでしょうか。
グッチで連想するのはダブルGマーク型の金具があしらわれた財布など皮革製品で腕時計というと一瞬「ん?」となってしまいますよね。
以上の点からグッチの時計にはプラスのイメージを持たれていないのです。
ですが、グッチの時計にはGタイムレスをはじめとした傑作も多くあります。
それらを身に付けることは決して恥ずかしいことではありません。
自分の好きな時計を堂々と身に付けることで、やがて自身のアイデンティティへと昇華されるでしょう。
冨田質店では、グッチをはじめとしたブランド品や腕時計、ジュエリーなどの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。