ティファニー ティアドロップフープ ピアスの買取を致しました。デザインも優れており、さりげなく使えるブランドジュエリーらしい上品さも演出しています。
ティファニーは結婚指輪で購入されたりと洗練されたデザインで支持を集めているブランドです。
今回買い取らせて頂いたティアドロップもまた、ティファニーの花形的立ち位置のジュエリーです。
デザインしたのはエルサ・ペレッティ氏。
エルサはオープンハートのデザインも手掛けたティファニーを代表するデザイナーです。
今回はティファニーの発展に大きく貢献したデザイナー、エルサについて掘り下げていきます。
ティファニー代表商品生みの親
エルサ・ペレッティは1940年のイタリアに生まれました。
彼女は元々はモデル活動をしていました。
1964年からスペインはバルセロナにいぇ芸術家サルバドール・ダリの専属モデルとしても働いていました。
モデル活動と同時にエルサはジュエリーのデザイナーとしても活動を始めました。
モデルとデザイナーの2足のわらじで持ち前のセンスを発揮した彼女は1968年にニューヨークへ移り、そこで転機が訪れます。
アメリカのファッションデザイナーであるジョルジョ・ディ・サンタンジェロがファッションショーでエルサのジュエリーを使用したのです。
大手デザイナーに評価されるほどのジュエリーということでそのショー以降エルサは注目の的となりました。
まさにシンデレラストーリーな展開ですが、それも彼女のデザインスキルによるもので決して偶然ではなかったのです。
その後1971年にはコティ・アメリカ・ファッション批評家賞を受賞するなど実力が認められていきました。
また、この頃に後の親友となるロイ・ホルストン・フロウィックと出会います。
ロイはホルストンというブランドの創業者であり、エルサは彼と何度もコラボ商品を考案しました。
そして1974年にエルサはついにティファニーのデザイナーに就任しました。
これが伝説の始まりでした。
彼女初のコレクションはなんと発表当日に完売してしまうという出来事があります。
それだけエルサのデザインセンスは卓越していたということを端的に表したエピソードとしてよく語られます。
これを皮切りにエルサは傑作を数多く生み出しました。
例えばオープンハートは彼女がデザインした商品で、今のティファニーでは定番になっています。
他にもバイ ザ ヤードやボーンカフなどブランドの象徴的なシリーズを考案・発表していき、エルサはティファニージュエリーの礎を築く大きな存在でした。
これらエルサ考案のジュエリーに共通しているのは「シンプルな流線形のデザイン」ということです。
数々の名作のジュエリーはどれも曲線美が強調され、滑らかな形状で人の心の温かみを感じさせます。
ティアドロップもまた、エルサのジュエリーです。
「悲しみの涙は金に代わり、やがては悲しみを乗り越える」というコンセプトの元作られました。
もちろんこのティアドロップも曲線的の例外に漏れません。
悲しい出来事もハッピーになるようにという思いからよく人のプレゼントにも選ばれます。
そんなティファニージュエリーの第一人者であるエルサでしたが、2021年に多くの人に惜しまれながらこの世を去りました。
彼女が加入していなかったら、ティファニーは別のブランドになっていかもしれません。
それほどまでに偉大なデザイナーだったのです。
記念日にパートナーへの贈り物として今度はティファニーのアクセサリーを考えてみるのもいいかもしれませんね。
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皆様のご来店を心よりお待ちしております。