ロレックス デイトジャストの買取を致しました。
各部の消耗は見られますが、限界価格でご成約頂きました。
デイトジャストの中でも16013や16233Gといった商品は現在でも根強い人気を誇っています。
今回は16013シリーズの系譜を追いかけていきます。
アンティークウォッチの顔、16013系
デイトジャストでビンテージ品として人気なのはこの型番からになります。
16013は1970年代から1980年代の間に製造されたモデルです。
イエローゴールドとステンレススチールを組み合わせたデザインが特徴の定番モデルです。
このモデルから日付をリューズですぐに変えられる「クイックチェンジ機構」が導入されました。
それまではリューズを何回も回して時針を回してようやく変えられるというものだったので、非常に画期的なシステムでした。
また、風防には強化プラスチックが採用され、耐久性も改善されています。
同時期に、この基本的な16013に加えて16013Gという派生モデルが登場しました。
こちらはインデックス各所にダイヤが埋め込まれたものになっています。
更には時計に使われている金をイエローゴールドからホワイトゴールドに変更した16014、そのダイヤインデックスモデルである16014Gも同時に販売されました。
バブル期に販売が開始されたこともあり、一定の流通数がありながらもビンテージ品としても一級品の価値を持つモデルとなっています。
まさにバブル時代の象徴とも言える腕時計なのです。
新世代デイトジャスト 16233系
続いて1988~2004年の間に生産・販売された16233についてです。
16013に引き続き、イエローゴールドとステンレススチールのコンビでこちらもロレックス定番の商品です。
以前のモデルとの変更点としては風防の素材が挙げられます。
前の16013では強化プラスチックが使われていたのに対して16233では、サファイアガラスが用いられています。
サファイアガラスとは純度と硬度の高いガラスで元々は光学実験で使われていた素材でした。
このガラスはアルミニウムを巨大な結晶に変化させて作られる人工ガラスなのですが、硬度はサファイアと同程度とされています。
その由来からサファイアガラスという名前がつけられました。
新しい素材が使われ、より耐久性に優れたモデルへ進化を遂げました。
ちなみに16233にもダイヤインデックスモデルの16233Gやホワイトゴールドモデルである16234といった、派生モデルも存在しています。
16233と旧世代の16013はパッと見た時の違いは分かりにくいかもしれません。
時計を横から見た時風防ガラスが厚く、プラスチック製のものが16013で、風防ガラスは薄く平らなものが16233です。
こうした細かな違いは比較してみると気づきやすいので、一度試してみてください。
冨田質店ではロレックスをはじめとした腕時計やジュエリー、ブランド品などの高価買取・質預かりを実施しております。
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「この時計、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。