ベルルッティの財布を2点買取致しました。
質の高いレザー素材が特徴のブランドです。
革製品ならではの使っていくことで味が出てくるという点も本製品特有の魅力でしょう。
ベルルッティは芸術性の高い製品を生み出しており、パブロ・ピカソやアンディ・ウォーホルも愛用していたと言われていますが、今回はその歴史について深堀りしていこうと思います。
始まりと主力商品
ベルルッティは1895年にフランスのパリで生まれました。
創業者はイタリア生まれのアレッサンドロ・ベルルッティです。
彼は花の街パリにて紳士靴店を開きました。
これがベルルッティの始まりでした。
彼の手掛ける靴は履きやすさやデザイン、素材に徹底的にこだわり当時の富裕層に大変好まれていました。
後に自らの名前を冠した「アレッサンドロ」というシリーズは1枚の革で作り、一切の縫い目の無い靴としてブランドを代表するものになりました。
その後2度の世界大戦を経ながらも代々受け継がれた技術を磨き上げ、世界的なブランドへと成長していきました。
現在では創業120年以上の老舗ブランドとなっています。
変化を続けるブランド
前章では、ベルルッティが靴を作ってきたブランドだと話しましたが、このブランドは紳士靴だけつくってきたブランドではないのです。
1959年には3代目の経営者ダルビーニオ・ベルルッティはこれまでの生産体制を大きく転換させました。
それまでは完全受注生産のみでしたがこの年に既製品の生産を行う近代化に着手しました。
これにより、より多くの人のもとに商品が届くようになりました。
また、それまでは紳士靴が主力商品でしたがレディースの商品も展開し、事業の幅を広げました。
また、技術面でも新たな道を模索を続けていました。
その中で生まれたのが「カリグラフィ」というデザインです。
これは18世紀のフランス貴族の間で交わされていた手紙から着想を得たもので、革の上に文字を刻印するデザインになっています。
そして1993年にはルイ・ヴィトンなどで有名なLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループの傘下に入りました。
その後も変化を止めることは無く、2005年には財布やバッグなどの革製品の生産を開始しました。
このように時代の変遷と共にベルルッティは様々な挑戦を続けたブランドとなりました。
ベルルッティは「扉は開かれるためにある」という言葉を残しています。
この言葉はまさにベルルッティというブランドのチャレンジ精神を体現したものと言えるでしょう。
冨田質店ではベルルッティをはじめとしたブランド品の買取・質預かりを実施しております。
もちろんジュエリーや時計なども取り扱っております。
「この財布使わないな・・・」
そんな時は是非一度冨田質店へ!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。