当店の買取事例を紹介します。
ブライトリング スーパーオーシャンヘリテージです。
ブライトリングの特集はまだやったことがなかったので、今回はそこにフォーカスを当てていきます。
クロノグラフのスペシャリスト
ブライトリングは1884年にレオン・ブライトリングによってスイスで操業されました。
レオンは当時24歳という若さでこのブランドを立ち上げましたが、創業初期は時計よりも精密機器の工房という意味合いが強かったのです。
ブライトリングの初期の商品にはスピードメーターやストップウォッチでした。
ブライトリング製の機器は正確だとすぐに認められていきました。
中でもスピードを計測する機器は警察の間では高評価され、正式採用されるほどでした。
ブライトリングには「時計ではなく機器である」というブランドの理念がありますがこの初期の方針が原点となっています。
1892年、遂に時計事業に参画し始めます。
精密機器で得た信頼と確かな実績により、主に軍事用の時計など軍隊への納品が主でした。
この時は軍事開発が目覚ましく、飛行機や戦車など軍用機の開発が盛んに行われていました。
そういった軍用機に乗ってる間でも時間を確認できる時計の需要が高まっていました。
そこでブライトリングは飛行機のパイロット用の懐中時計を製作しました。
この懐中時計はクロノグラフが採用されたモデルとなっています。
ブライトリングは創業当初からクロノグラフに着目し、航空機器などに活用してきました。
それを時計にも導入したのです。
これにより、他のブランドと比べものにならない精度実現したのです。
その後、1914年には現在のクロノグラフ腕時計の原型となるワンプッシュ・クロノグラフを考案するなど時計メーカーとして着実に歩を進めてきました。
第一次世界大戦が勃発するとブライトリングの腕時計は更に需要が高まります。
時間経過を腕時計で確認できるようになり、燃料残量を計算することができたので戦闘機パイロットにとってブライトリングウォッチは必須になるほどでした。
また、イギリス空軍からも受注を受け、第二次世界大戦で活用されていきました。
二度の大戦を経て、空軍からの注文が多かったことを鑑みて、ブライトリングはクロノマットというモデルを開発しました。
この時計は従来のワンプッシュクロノグラフに航空機の速度や燃料残量を計算できる目盛りを取り付けたものです。
航空機主体となった近代の軍隊事情を見事に読み切ったが故に、大ヒットしました。
やがて、大戦も終わると民間向けの腕時計も販売していくようになります。
軍隊向けに見合ったスペックを追求してきたため、高品質な製品に民間人の間でも評判になりました。
今ではスーパーオーシャンやコスモノートなど根強い人気を確立したブランドになっています。
冨田質店ではブライトリングをはじめとした腕時計やブランド品、ジュエリーなどの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
「この時計、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。