Burberryのハンドバッグとショルダーバッグを買取いたしました。
ブランドの象徴とも言えるチェック柄が目を惹く商品です。
バーバリーといえばコートやセーターなどファッションアイテムで有名なブランドですね。
今回はバーバリーについて紹介したいと思います。
アウターウェアの革命
1856年、イギリスにてバーバリーは創業されました。
創業者の名前はトーマス・バーバリー、元々は生地職人志望の青年でした。
トーマスは見習い時代からアウターウェア用生地に疑問を抱いていました。
イギリスの天候は雨降りで気温も低いため、コートなどアウターは必須でした。
ですが保温性を確保しようとすると生地が重くなり、ストレスに感じてしまうのです。
ブランドを創業後、彼はアウター用の生地の改良の研究に心血を注ぎました。
その結果1879年にギャバジンという生地を考案しました。
この素材は通気性が優れており、軽くて頑丈ということでレインコートに最適でした。
それまでの重くて着心地の悪いというアウターの常識を打ち破ったのです。
その後、トーマスはギャバジン特許まで取得しました。
間もなくこのギャバジンはヒットすることになりました。
そのきっかけがタイロッケンコートでした。
1895年にイギリスはボーア戦争に対処しなければなりませんでした。
その兵士たちが着るためのコートとして作られたのがタイロッケンコートでした。
通気性も良く、軽い素材でできているのでイギリス軍で高く評価され、やがて一般市民の間にも広く普及することになりました。
このタイロッケンコートは後に登場するトレンチコートの前身となるものでした。
ブランドの代名詞「バーバリーチェック」
バーバリーと言えば、あの特徴的なチェック柄を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
バーバリーチェックと呼ばれるあの柄には興味深い歴史があります。
バーバリーにチェック柄が採用され始めたのは1920年代からで、レインコートの裏地として使われていました。
このデザインは公募によって決まったというものでした。
ちなみに元々は「カントリータータン」という柄の名前だったのですが、イングランドとアイルランドの確執など様々な要因を加味して「チェック」という名称が使用されることに決まりました。
始まりは裏地に使われるという地味なデビューでした。
バーバリーチェック大ヒットのきっかけは1960年代にあります。
当時のパリ店バイヤーであるジャクリーヌ・ティレマンがバーバリーチェックに注目し、傘や旅行鞄に使ってみました。
これがパリの人々に大ウケし、バーバリーチェックは一躍有名になりました。
1970年にはチェック柄の種カーフ、1980年~1990年代には婦人服にチェック柄が用いられ、前面に推し進めていきました。
今ではハウスチェックやノバチェックなど9種類のチェック柄があり、様々な形態の商品に使われ、バーバリーの代名詞のようなものになっています。
裏地からブランドの象徴にまで発展するシンデレラストーリーがバーバリーチェックにはあったのです。
冨田質店ではブランド品やジュエリー、腕時計などの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
「このバッグ、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。