CHANELのイヤリングを買取いたしました
希少な商品でしたので限界価格でご成約頂きました。
シャネルのジュエリーやアクセサリーは終売しているものも多く、ビンテージ品としての価値が近年上昇しています。
その中にはシャネル独自の刻印が施されたものも存在します。
今回はシャネルのアクセサリーの裏側を紹介します。
シャネルの「豆」
シャネルは自身のブランド力を高めるためにアクセサリーの刻印もこだわりを見せています。
この写真は今回買い取らせていただいたイヤリングの裏面の写真です。
丸い縁取りがあり、その中に刻印があるのが確認できますね。
これは「豆プレート」と呼ばれるもので1980年代から導入されたものです。
この刻印にはシャネルの社名と製造年が刻まれることとなりました。
この写真では95とPが刻印されています。
数字は1995年に製造されたという意味ということは想像できるかと思います。
では、この”P”とはどういう意味を持つでしょうか?
これはコレクションの種類ごとに振り分けられており、アルファベットを見るとどのコレクションのアイテムか分かるようになっています。
Pの場合は「春コレクション」を意味しています。
他のアルファベットと意味は以下の通りです。
V:定番コレクション
P:春コレクション
S:夏コレクション
A:秋コレクション
W:冬コレクション
C:クルーズコレクション
T:春夏コレクション
刻印の意味が分かると自分の持っているシャネルアクセサリーや気になっている商品の年式も知りたくなってきませんか?
特殊な刻印
ですが、全てのアクセサリーがこの刻印パターンとは限りません。
1986年~1994年の間に作られたアクセサリーの中には数字とアルファベットではない刻印がされています。
この期間はシャネルのジュエリー部門にヴィクトワール・カステラーヌに就任していました。
彼女はパリ出身のデザイナーでシャネルに大きな影響を与えました。
彼女が手掛けたアクセサリーには2桁の数字とその間にココ・シャネルのロゴが刻印されています。
この写真だと25の間にブランドロゴマークが確認できます。
数字は21~29まであり、それらが年式を表しています。
21は1986年を意味します。
つまりこの写真は25=1990年に作られたということになります。
数字と年式の組み合わせは以下の通りです。
21:1986年
22:1987年
23:1988年
24:1989年
25:1990年
26:1991年
27:1992年
28:1993年
29:1994年
このパターンの刻印は期間が短いので価値は高くなる傾向がありますので、お手元にあれば刻印を確かめてみてください。
冨田質店ではシャネルをはじめとしたブランド品やジュエリー、腕時計などの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
この「アクセサリー、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。