当店の買取事例を紹介します。
IWC ポルトギーゼクロノグラフです。
このブログでの取扱いがまだ無かったブランドのものなので、今回はIWCの概要をざっくり振り返っていきます。
IWCって何の略?
そもそもIWCは略称で、正式名称はインターナショナル・ウォッチ・カンパニー(International Watch Campnay)です。
この会社は1868年に時計大国スイスはシャフハウゼンで創業されました。
ですが、創業者はフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズというアメリカ人でした。
マサチューセッツ州で生まれ育った彼は時計職人でした。
そこで時計を作り始めてからすぐに彼はアメリカの時計技術の限界を悟ります。
そこでスイスの優れた時計製品に着目しました。
このスイスの職人技術とアメリカの近代技術を掛け合わせた新たな時計を作るようジョーンズは27歳でスイスに渡ったのでした。
根底にあるフロンティアスピリッツ
会社の設立後は苦難の連続でした。
言語の壁や機械の操作方法などの習得に時間がかかり、経営も常にギリギリの状態で1890年頃にようやく安定しはじめました。
経営が軌道に乗り始めてからはIWCは創業当初のコンセプトであった「アメリカの近代製造技術とスイスの精密な製造技術の融合」を実現しました。
まだ懐中時計が使われていたころ、世界で見ても高品質なものを安定して生産し、見事に売れました。
その後1915年にIWCは腕時計の製造に着手し始めました。
中でもパイロットウォッチは軍隊で評判になり、IWC定番商品の1つにまでなりました。
ここまでの道のりは挑戦だらけのIWC社ですが、これには創業者であるジョーンズの精神性によるものが大きいと考えます。
ジョーンズは生まれも育ちもアメリカです。
そして生まれた時代、まだアメリカは独立から間もなく、西部開拓が盛んに行われていた時代でした。
リスクも承知で無謀に見える挑戦や自分の力で物事を見つけ、切り開いていく力が必要とされていました。
そんな中でジョーンズは開拓者としてのマインドを構築していったのです。
実際会社の公式サイトでも「開拓者精神」というものが企業の原点としてあるとされており、これこそがIWCが現在でも人気ブランドにななれた理由であるように思われます。
スイス時計の精密さ、アメリカのフロンティアスピリッツ両方を併せ持った当初のコンセプトをしっかり体現したブランドと言えるでしょう。
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