ROLEX デイトナの買取を致しました。
状態も良く、人気モデルのため限界価格で買い取らせて頂きました。
ロレックスの時計はデザインや精密な内部機構といった魅力がありますが、もちろんそれだけではありません。
ブレス部分にも徹底したこだわりがあります。
今回はロレックス時計のブレスに着目した記事になっています。
シングルロック
まず、こちらの画像のタイプのブレスです。
「シングルロックブレス」と呼ばれるタイプになります。
このタイプのブレスは1995年以前のモデルで使われていたブレスです。
腕への固定するバックルは1つのロックで固定する構造になっています。
ロック機構が1つだけなので、スッキリとしたシンプルなデザインになっています。
その反面、他のタイプのブレスに比べて簡単に外せるため、腕から落としてしまったり盗難に遭ったりするリスクは高いという欠点があります。
ですが、近年ではビンテージ品が評価されるブームが起きているためこのシングルロックも再評価され始めています。
ダブルロック
次に登場したのはダブルロックタイプのブレスです。
このブレスは旧式のシングルロック式で浮彫りになった脆弱性の改善をコンセプトに作られています。
1990年代中頃から見られるようになったダブルロックブレスは既存のシングルロックにもう1つ固定するためのピンが追加された仕様になっています。
柄としてはタイル状の模様が入っている点も大きな特徴の1つです。
主にスポーツウォッチで採用されており、希少価値は低いブレスです。
ですが、ダブルロックのブレスはサブマリーナやGMTマスターといったモデルの需要が急激に高まってきたこともあり、値段には影響はありません。
オイスターロック
続いてはこちらのオイスターロックのブレスです。
これはダブルロックと同様に2つの機構で腕に固定するようになっています。
この形式の最大の特徴は駒の調整機能です。
バックルの中に予備の駒が畳まれており、伸ばすことでブレスの長さの調整が道具無しでできるようになっているのです。
堅牢性はそのままに、便利な機能も付加された技術の発展を感じられるタイプのブレスです。
オイスターロックは現行のモデルで使われています。
また、2015年頃に中板の仕上げ方がポリッシュに変更するなどマイナーチェンジもされています。
ブレスの名称
ここからはおまけの話です。
ロレックスの時計には3連ブレスと5連ブレスをよく見かけるでしょう。
3連ブレスは3つのリンクが横に並んでブレスを構成するものです。
ガッチリとしたブレスなので、伸びにくいという特徴があります。
駒の形も手首に合わせた形状になっているため、着け心地も快適になるような設計がされています。
もう1つの5連ブレスは5つのリンクで構成されたものです。
元々はデイトジャストのためにデザインされたブレスで3連ブレスよりも高級感を引き出せるデザインになっています。
これは中央の3連リンクが両端のものより光沢がある仕上がりになっているからです。
中央の3連リンクは金になっていたりすることもあります。
3連ブレスに比べて伸びやすく堅牢性も劣りますが、長時間着けていてもストレスを感じないという強みもあります。
たまには、ブレス部分で時計を選んでみるのも面白いかもしれませんね。
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