シャネル スモールフラップウォレット キャビアスキンの買取を致しました。
高級感漂う革地は非常に見るものを魅了する力を感じさせる商品です。
シャネルはマトラッセなど多くの人気商品を生み出してきた老舗ブランドです。
数々の名作を生み出してきたブランドにはどのような理念やコンセプトがあるものです。
そこで今回はシャネルの商品やデザイナーというよりシャネルという企業のあり方を見ていこうと思います。
女性の活躍を支える
シャネルは女性服に重きを置いた商品開発が行われてきました。
創業者ガブリエル・シャネルが活躍した時代は女性が本格的に社会に進出した時代でした。
アイデンティティを確立していく女性たちをガブリエルは衣服やファッションでサポートしていったのです。
事実彼女のファッションアイテムは既存の価値観を覆すものでした。
例えば、リトル・ブラック・ドレスというものがあります。
これは黒一色で仕立てたシンプルなドレスです。
今でこそ黒い服は日常シーンでも着られるようにはなっていますが、19世紀後半から20世紀初頭までは黒は喪服でしか使わない色とされていました。
そのため、黒を普段着や晴れ着に用いることは禁忌とされてきました。
ですがシャネルは敢えてそこに挑戦し、黒の持つ落ち着いた雰囲気や高級感を演出したことで、ドレスは大好評でした。
このように既存の価値観を打ち破り、女性の社会進出に大きく貢献してきました。
この原点にある理念は今も変わらず受け継がれています。
シャネルの企業理念
シャネルは長くブランド価値を維持するために企業理念として「女性の服の解放」と「古い価値観にとらわれない自立した女性像」を掲げています。
また、それらを達成するための3つのミッションも設定しています。
それぞれ「創造主導型のブランド」、「ラグジュアリーブランドのリーダー」、「人間中心の企業」となっています。
まずは「創造主導型のブランド」ですが独自のデザインで今までもこれからも新しいファッションを作っていくことを目標としています。
「ラグジュアリーブランドのリーダー」はブランドとしての手本となるべき姿勢を見せることです。
例えばSDGsの施策など、ただモノづくりをするだけでなく企業として取り組むべき課題に積極的に取り組む姿勢をすべきというメッセージを示しているのです。
最後に「人間中心の企業」というものですが、これは生活のあらゆる場面で自己実現を促進するような商品を作っていくという意味合いになります。
デザインばかり重視して機能や実用性を軽んじるようなことはあってはならないということです。
これは創業者ガブリエルが機能性に優れたレディーススーツを欲しがった原体験に基づいたものでした。
これらをミッションに据えて、シャネルは今もレディースファッションの新たな道を切り開き続けているのです。
ただ良いモノを作るだけでなく、社会的な責任も果たす姿勢が見てとれますね。
冨田質店ではシャネルをはじめとしたブランド品や腕時計、ジュエリーなどの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
「この財布、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。