ロレックスのサブマリーナ116610LVの買取をいたしました。
キズは確認できたものの、人気の高いモデルのため限界価格でご成約頂きました。
近年ロレックスをはじめ、ハイブランドの腕時計のコピー品の流通は問題になっています。
昔もコピー品は流通していましたが、粗雑な作りからすぐに見分けがつきました。
ですが、今のコピー品は本物と同じ材質を使ったりなど限りなくオリジナルの再現がされていて見分けがつきにくくなっています。
ここ数年問題になっている時計のコピー品問題について今回、様々な事例を話していきたいと思います。
元職人が手掛けるスーパーコピー
精巧なコピー品はスーパーコピーと呼ばれ、本物に限界まで近づけたクオリティは見分けることを困難にしています。
特徴として10万円代~のようなそれなりの価格帯で売っていること、本物と同じ材質を使っていることなどが挙げられます。
また、かつてメーカーにて腕時計の製作に関わっていた職人が会社を辞めたあと、コピー品製作をはじめるケースもあるようです。
この場合、素材の種類だけでなく、加工の技術もそのまま再現されるので非常に厄介なのです。
コピー品の流通と技術の流出という問題が同時に発生する点も看過できません。
現在、元職人によるコピー品の製作への対策が必要になってきています。
どういった解決が最適なのか模索中です。
時計本体だけじゃない「付属品の偽造」
腕時計本体だけでなく、腕時計周りにある付属品に関しても偽造品が作られています。
ロレックスに関しては外箱や保証書などが偽造されてコピーの腕時計と一緒に販売されています。
保証書に関してはICチップが入っていたら時計と情報が一致するように内部情報まで工作されています。
保証書を確認して安心してしまいそうになりますが、コピーのものだとしたらもう気が気じゃありません。
細かい部分をしっかり見ていけば偽造品と分かるのですが、ほとんど間違い探しのようなもので、それほどまでに手の込んだものを作れるようになっています。
こうしたスーパーコピーはメーカーだけでなく、中古市場においても悪影響をもたらすので我々としてもしっかり真贋を見極めなければならないと強く感じています。
冨田質店ではロレックスをはじめとした腕時計やブランド品、ジュエリーなどの高価買取・質預かりを実施しております。
お査定は無料で致します。
「この時計、もう使わないな・・・」
そんな時はぜひ一度当店へご相談ください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。