ロレックス エアキングの買取を致しました。
ロレックスの中でも一際、スマートなデザインです。
ロレックスウォッチはこれまで何回か本ブログで取り上げたことはありますが、エアキングはまだなかったので今回はエアキングに焦点を当ててみましょう。
ロレックスの基礎モデルの1つ
エアキングの販売が始まったのは1945年にまで遡ります。
元々は、イギリス空軍のパイロット用として製作されました。
初期型の機構には手巻き式が採用されました。
時期的に手巻き式から自動巻きへの過渡期ということもあり、より信頼性の高い手巻きが選ばれました。
ですが、本格的な生産が始まる頃には大戦は終わりました。
需要が無くなるかと思いきや、今度は旅客機や輸送用の航空機の普及で再びニーズを獲得しました。
また、実は初代エアキングは他の人気モデルよりも先に登場しています。
他の代表的なモデルは1950年代に登場しているのでエアキングが先輩ということになります。
エアキングという名前そういった空を開拓する人々へ敬意を表して付けられたと言われています。
分岐・派生の歴史
エアキングは歴史が長いこともあり、多くの派生が生まれています。
初代の誕生から約10年後、エアキングの二代目が登場します。
このモデルからムーブメントが自動巻きに変更になった点が大きな特徴です。
現在、ヴィンテージ品として親しまれているのはこの世代の時計になります。
初代と比べるとよりスポーティな外見に変化しています。
その後、1989年から3代目エアキングが作られます。
今回買い取らせて頂いたモデルもこの時期の商品です。
この世代からインデックスに3,6,9のアラビア数字が記載されるパターンも生まれました。
ムーブメントもCal.3000へと更新されました。
これはサブマリーナにも用いられたムーブメントで耐久性とメンテナンス性が大幅に向上しています。
そしてさらに時を経て現在は第5世代モデルまで作られています。
インデックスには全ての方向にアラビア数字が配置されたり会社のカラーであるイエローとグリーンを各所に用いたりなど大きくデザインを変更しています。
また、磁力への強い耐性も獲得するなど機能面でも新しい技術が盛り込まれています。
このように最古の名前付きモデルということだけあって様々なモデルチェンジを経て現在に至るのです。
マイナーチェンジを繰り返しながらエアキングという名前が受け継がれていることが他の時計にはない特別なことだということがよく分かりますね。
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