CELINE 長財布 トリオンフの買取を致しました。
黒の上質なレザーが高級感をアップさせ、真ん中の金具の煌びやかさを強調しています。
他のブランドでは聞かないトリオンフという言葉。
このCELINE独自のシリーズにはどのような背景があるのでしょうか。
今回はブランド色強めなトリオンフ自体にフォーカスしていきます。
トリオンフ――「凱旋」を冠するシリーズ――
トリオンフは商品2019年に復活した商品で、現代的なシリーズです。
ですが、その原点となる発想は更に過去に遡ることになります。
時は1972年、ブランドの創設者セリーヌ・ヴィピアナはパリ市内を車で走っていました。
その最中にヴィピアナの車はエトワール広場で故障してしましまいました。
本来ならツイていない出来事ですが、その時の彼女にとっては幸運だったと言えるでしょう。
車が故障で止まった時、彼女の目の前にあったのは凱旋門でした。
そしてヴィピアナは凱旋門の周りに設置されていた鎖に気づいたのです。
この瞬間、彼女に天啓が降りました。
鎖を見つめているうちに彼女はその鎖の中にアルファベットのCを見つけました。
奇しくもそれはCELINEのイニシャルと同じでした。
そこから彼女はブランドを象徴するアイコンができると考えたのです。
こうしてヴィピアナは2つのCが連なったトリオンフマークを考案しました。
ヴィトンでいうモノグラム、グッチでいうところのダブルGマークのように一目見ただけでブランドが分かるデザインになっています。
ちなみにトリオンフという言葉はフランス語で「凱旋」という意味を持っています。
このようにトリオンフとは1人の天才がトラブルの中で見つけたブランドの顔だったと言っても過言ではないでしょう。
現在のトリオンフ
先述したようにトリオンフはブランドを象徴するアイコンとして誕生したとはいえ、商品の中にデザインとして織り込まれることはあまりありませんでした。
そんな中、2019年にトリオンフをもう一度見つめ直し、新たな形でプロデュースする動きが生まれてきました。
現在では若者を中心に人気の高い商品になっています。
バッグではレザー地の上にトリオンフが来るようデザインされたものが多いです。
中でもヴィピアナがトリオンフを考案したきっかけの鎖をモチーフにしたチェーン付きは惹かれる人がたくさんいます。
また、今回買い取らせて頂いた財布などもトリオンフ入りのものの需要が高い状態が続いています。
ラグジュアリーなファッションアイテムとして財布は長財布、折り畳み財布、コインケースなど種類を問わずに熱い視線が注がれています。
特にトリオンフは他のブランド品に比べてファッションコーデに合わせやすいということもあり、ファッション誌などで頻繁に取り上げられているようです。
現在の高級ファッションとしての地位も確立したのがこのトリオンフなのです。
まさにブランド品のニューホープという表現がトリオンフには似合うのではないでしょうか。
冨田質店ではCELINEをはじめとしたブランド品の高価買取・質預かりを実施しております。
他にもジュエリーや腕時計なども取り扱っています。
お査定は無料で致します。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。