カレライカレラのネックレスを買取致しました。
箱、ギャランティーカード共に付属しており、限界価格でご成約頂きました。
今回買取らせて頂いた商品は女性の身体にネックレスのチェーンが巻き付いているというどこかキリストの受難に似通ったものを個人的には感じています。
カレライカレラの歴史――国を背負うジュエラー――
カレライカレラは1885年、スペインはマドリードが発祥です。
創業当時は極めて小さな宝石商でした。
しかし、ある時に極めて重要な仕事を任さされることになります。
それは1960年のベルギー国王ボードワン1世とスペイン貴族のファビオラ・ド・モラ・イ・アラゴンの2人の結婚の際に用いられるティアラを作成してほしいというものでした。
この仕事をカレライカレラは「最初の栄誉あるプロジェクト」と称しています。
その後はスペインを代表するジュエラーとして名を馳せ、王室御用達ブランドという地位を築いてきました。
ところが、非常に残念なことにスペインの経済悪化を背景に2018年にカレライカレラはスペインでの店舗営業を終了、破産してしまいました。
これによりカレライカレラのアクセサリーは中古で流通しているものだけとなり、本国スペインですらよほど裕福でない限り、手が届かないブランドとなっています。
カレライカレラの強み――高い彫金技術から生まれるユニークなデザイン
そんなカレライカレラですが最大の特徴は何と言ってもアクセサリーのデザインの独自性でしょう。
今回の商品の場合、小さな女性の形をしたトップですね。
このように人間の身体的特徴はもちろん、動物や蝶といった虫、
果てにはドラゴンのように架空の生き物もモチーフとされています。
この細かい造形美によって他のジュエラーとの差別化をカレライカレラは図ってきました。
それに加えてデザインの独創性も本ブランドがカレライカレラたる所以になります。
例えば手の形をしたデザインのアクセサリーなら他のブランドでも再現可能かもしれません。
しかし、カレライカレラは一味違います。
手の中に石を取り付けたデザインで「宝石を手で持っている」ように見せるのです。
まるでアクセサリーを小さなアトリエのようにカレライカレラは自らの芸術を表現しているのです。
そのため非常に根強い人気があり、市場での評価も大変高くなっております。
当店ではカレライカレラやカルティエ、ティファニーなどブランドジュエリーの高価買取を実施しております。
箱やカードなど付属品も揃った状態ですと買取値が上がることに繋がるのでお持ちになっている場合は探してみてください。
もちろん本体のみでも買取り・質預かり共に致しますのでご安心下さい。
お査定は無料で致します。
是非お気軽にご相談下さい。
冨田質店は舞鶴市の質屋です。
小浜方面の方や福知山の方であれば高速道路を利用すれば約30分で到着します。
ちょっとしたドライブがてらにお立ち寄りください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。